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中国の太鼓の達人用語

こんにちは、まつまつです。日本語を勉強し始めてからもう二年半ほど経ちましたが、恥ずかしいながら今まで日本語で文章を書いたことはありません。というわけで、何かを書こうと思いまして、このブログを作りました。

まず、軽く自己紹介をさせていただきます。日本在住の中国人です。組成割合はゲーマー99%と、学生1%となっています。いろんなジャンルのゲームが好きで、ここで主にゲームの話をしようと考えています。

ということで、いきなりですが、今日は太鼓の達人を中心に、自分が面白いと思った中国の音ゲー用語を紹介します。

1.ヴァーナス ー 炒菜(chǎo cài)

元々「炒菜」という言葉は、野菜を炒めるという意味です。太鼓でヴァーナスする時、利き手で上下に面と縁を叩くの動作は、炒め物をする時、鍋にある野菜をへら、またはお玉で頻繁に返す動作と微妙に似ているので、こういうふうに名付けられました。

この言葉から派生して、ヴァーナスでやるという意味を表したい時、直接「炒める」と言うことが多いです。例えば、

裏黒薔薇を3連続ヴァーナスでやって腕が死にそうになった

と言いたい時、中国語でいうと

裏黒薔薇を3連続炒めて腕が死にそうになった

という感じになります。

2.複合 ー 鱼蛋(yú dàn)

「鱼蛋」とは、中国のつみれのことです。既に分かった方がいると思いますが、太鼓の中で、16分音符が並んでいるところ、とてもつみれ団子の串のように見えます。最初の「鱼蛋」は全ての複合のことを指していたかもしれませんが、私が太鼓を始めた頃、すでに長い複合は「鱼蛋」で、短い複合はそのまま「3連」、「5連」で使い分けられています。

3.ゲーセンに行く - 出勤(chū qín)

「出勤」という単語日本語にもありますね。日本語でも中国語でも「出勤」の意味が同じです。ただし、中国語での出勤は日本語のように、日常生活によく使われる言葉ではありません。

日本も中国も、ガチ勢の音ゲーマーにとって、毎日ゲーセンに通うのは当たり前のことです。というわけで、音ゲーマーの皆さんはゲーセンに行くことを出勤に喩えています。ちょっと自虐的な言い方ですが、近年非常に広く使われています。

使用例(とあるLINEグループみたいなところで)

A 「今日出勤する人いる?」
B 「俺休む」
C 「わたしとXは8時までいるわ」
A 「じゃ決めた。今すぐ出勤する」

のような会話、毎日各地のローカル音ゲーグループで行われているのでしょうね…

4.リザルトを晒す - 撒花(sā huā)

「撒花」は直接和訳すると、花を撒くという意味になります。中国の古代では、祝いの気持ちを表現したい時、花を撒くという風習があるらしいです。いいリザルト出た時、そのリザルトをSNSサイト、LINEグループみたいなところや巨大掲示版みたいなところにポストする行為は、「撒花」と呼ばれています。

使用例

A 「撒花~~」添付ファイル:きたさいたま2000.jpg(内訳 良802 以下略)
B 「人?」(お前は人間じゃないだろう?の略)

もっとたくさんあると思いますが…すみません、私の脳みそを絞り尽くした結果はこれだけです。今後何か思いついたら、もしくは何か新しい言葉が出てきたら、また追加するかもしれません。

何か不適切な日本語がありましたら、ご指摘いただければ…いや、もしその気がありましたら、ぜひご指摘してください。日本語難しいですね・・・

This post is licensed under CC BY 4.0 by the author.

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明けましておめでとうございます